Stripe(ストライプ)とは?特徴・メリット・導入方法を徹底解説
オンラインで商品やサービスを販売するなら、決済手段はビジネスの生命線です。中でも「Stripe(ストライプ)」は、スタートアップから大企業まで幅広く利用されているグローバルなオンライン決済サービスです。
この記事では、Stripeの特徴やメリット、導入方法、料金体系までを、初心者向けにわかりやすく解説します。
Contents
Stripeとは?
Stripeは、アメリカ発のオンライン決済サービスです。プログラマブルなAPIを提供しており、世界中のWebサービスやECサイト、アプリに広く利用されています。
日本では2016年から正式提供されており、ShopifyやBASE、Notionなどの有名サービスにも組み込まれています。
Stripeの主な特徴
1. オンライン決済に特化
クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、銀行振込(日本では一部サービス連携)など、様々な決済手段に対応しています。
2. 開発者向けに柔軟な設計
プログラムを使って自由にカスタマイズできるのが最大の強み。サブスクリプションや分割決済、カスタム請求書の発行なども可能です。
3. グローバルに対応
多通貨・多言語対応。世界中のユーザーに向けた決済が可能なので、越境ECや海外向けのデジタル商品販売とも相性が抜群です。
Stripeのメリット
まず、導入のしやすさがあります。ノーコードツールやECプラットフォームと連携できるため、技術に詳しくなくてもすぐに始められます。
一方で、エンジニアがいる場合は、かなり柔軟にシステムを構築できます。
次に、決済スピードの速さもポイントです。売上は通常、数営業日で指定口座に入金されます。
また、管理画面が直感的でわかりやすく、請求・返金処理もスムーズです。サブスクリプション管理やレポート機能も充実しており、ビジネスの規模が拡大しても安心です。
料金体系(手数料)
Stripeは、初期費用・月額費用は無料。取引ごとの決済手数料のみが発生する仕組みです。
日本でのクレジットカード決済手数料は一般的に 3.6% + 40円 ほど(国内カードの場合)。海外カードや他の決済手段は別料金になることもあるため、利用前に公式サイトで確認すると安心です。
Stripeの使い方・導入方法
- Stripeのアカウントを作成(メールアドレスと事業情報が必要)
- 銀行口座やビジネス情報を登録して本人確認
- 必要に応じてAPIキーを使って自社サイトと接続
- もしくは、ShopifyやBASE、WordPressプラグインなどから簡単連携
開発者がいない場合でも、ノーコード系ツール(例:KARTE、Squarespace、Shopifyなど)で簡単に導入できます。
どんなビジネスに向いている?
Stripeは以下のようなビジネスに特におすすめです。
- オンライン講座・デジタル商品の販売(PDF・動画・ソフトなど)
- サブスクリプション型サービス(月額課金)
- 海外向けの越境ECやアプリビジネス
- 個人クリエイターのポートフォリオサイトや小規模EC
- B2Bの請求書決済や自動課金システム
よくある疑問
Q. 個人でも使えますか?
→ はい、個人事業主でも利用可能です。ただし、本人確認や口座登録などの手続きは必要です。
Q. 海外にも販売できますか?
→ 可能です。多通貨・多言語対応で、海外ユーザーからの支払いも受け取れます。
Q. 日本の銀行に振り込まれますか?
→ 振込先は日本の銀行でも問題ありません。指定した口座に数日で入金されます。
まとめ
Stripeは、「オンライン決済の自由度」「グローバル展開のしやすさ」「サブスクリプションや自動請求への対応」など、現代のネットビジネスに必要な機能がすべて揃っています。
初期費用も月額費用もかからず、売れた分だけ手数料が発生する仕組みなので、スタートアップや個人でも始めやすいのが魅力です。
オンラインビジネスをこれから始めたい方や、海外にも販売したい方にとって、Stripeは非常に頼れるパートナーになるでしょう。